中国の黄砂、”最悪の状況”で韓国到着…全国が影響圏に

韓国で、中国からの黄砂が”最悪の状況”で到着し、全国が影響圏に入っている。

　中国の中央気象台が「直近10年間で最強、最大規模」と警告した黄砂が16日午前、ソウルをはじめとする首都圏で観測された。

　16日、韓国気象庁によると、今回の黄砂は去る14日に内モンゴル高原と中国の北東地域で発生。この日深夜、北風に乗って朝鮮半島を超えて全国に影響を及ぼすと予想されている。

　同日午前10時を基準にして、韓国の首都圏、チュンチョンナムド（忠清南道）北部・中部、カンウォン（江原）南部・北部内陸を中心に黄砂が観測されている。