米国では いわゆる「コロナの英雄」として脚光を浴びていた、米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事の立場が転落し続けている。度重なるセクハラ疑惑につづき、今度は妻への虐待疑惑まで出てきた。野党“共和党”はもちろん 与党“民主党”からも事実上 「捨てられた」中、弾劾または辞任の道を行くべきだという声が高まっている。

記者で作家のマイケル・シュナイアソン氏は12日(現地時間)、米芸能誌”ヴァニティ・フェア”に送った寄稿文で、クオモ知事が前妻であるケリー・ケネディ氏を虐待していたと綴った。シュナイアソン氏はクオモ知事を数年間 取材し、彼の伝記まで書いた人物であることから、その信ぴょう性は高いとみられている。シュナイアソン氏はケリー氏の側近からの引用で、2002年9月 ケリー氏がクオモ知事に離婚を要求し、その後 クオモ知事の虐待を避けようとトイレの鍵をかけたまま寝ようとしていたと主張した。当時 ケリー氏は「夫から虐待を受けている女性のための人権活動家である私が、今 そのような虐待を耐えている」と吐露していたと、シュナイアソン氏は伝えた。

ケリー氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領の姪であり、ロバート・ケネディ元法相の娘で、人権弁護士として知られている人物である。

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