李種珠報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
李種珠報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は15日の定例会見で、米バイデン政権が先月から北朝鮮との接触を図っているものの、現時点で反応は得られていないとする報道について、「(接触の試みに関して)韓米外交当局間の事前協議があったものと承知している」と述べた。

イ・ジョン の最新ニュースまとめ

 バイデン政権は対北朝鮮政策の再検討を進めている。李氏は「韓米は再検討の過程で緊密に意思疎通し、連携してきた」と説明した。

 一方、8日から実施されている韓米合同軍事演習を巡り北朝鮮がこれといった反応を示していない背景については、「北の意図を予測するより、韓米合同演習に関するわれわれの努力と意思に応えて賢明で柔軟な態度を見せるよう北に改めて促したい」と述べ、即答を避けた。その上で「今回の演習が朝鮮半島の平和プロセスを後押しする方向で実施されるよう、最後まで努力していく」と重ねて強調した。

 韓米合同軍事演習は18日まで。野外機動訓練は実施せず、規模を縮小してコンピューターシミュレーションによる合同指揮所演習を行う。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40