11日警察によると、2月10日に死亡した状態で発見された3歳女児の実母は、女児と共に生活していたB氏ではなく、祖母のA氏である事実が遺伝子検査の結果により明らかになった。
また、B氏と離婚した前夫C氏も遺伝子検査により実父でないことがわかった。
警察はB氏のDNAを照合した結果、死亡した女児とある程度類似してはいるものの親子関係ではないことがわかると、検査を周辺人物に拡大し、その結果女児とA氏の間に親子関係が成立することを確認した。
捜査当局は先月15日にC氏に対し遺伝子検査を実施し、その結果女児との親子関係が成立しなかったため、B氏に対する遺伝子検査を行ったところ、B氏に対する検査でも親子ではないことが明らかになり、検査を拡大した。
捜査機関はA氏が自身の出産した事実を隠すために、死亡した女児を孫として偽っていたものとみている。
不幸にもA氏とB氏親子は妊娠と出産時期が似ていたと伝えられ、B氏が出産した子どもの所在は現在わかっていない。
女児の実母が祖母A氏と確認されたことを受け、警察は死亡した女児の実父を探している。
捜査機関はB氏の出産経緯、子どもを孫と偽っていた理由などを調べている。
また、子どもをすり替えるためのA氏とB氏の共謀事実の有無を調べる一方、B氏が出産した子どもの所在の把握に捜査力を集中している。
警察は祖母A氏に対し殺人の容疑で拘束令状を申請し、令状実質審査はこの日午前、テグ(大邱)地方裁判所・キムチョン(金泉)支部で開かれる。
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