韓国野党、与党の安保意識を「猛批判」…「韓国の大統領は“金正恩”なのか！」

韓国野党第一党“国民の力”は今日（3日）、与党“共に民主党”をはじめとした汎与党勢の安逸な安保意識を猛批判した。

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“国民の力”所属の71人の議員たちはこの日の午前、国会で記者会見を開き「大韓民国の大統領がキム・ジョンウン（金正恩）なのか。わが国民より金正恩の機嫌をうかがう与党議員たちは、どの国の議員なのか」と批判した。

先月25日 汎与党勢の国会議員35人が、金正恩 北朝鮮労働党総書記の反発を懸念して、今月実施される予定である米韓合同軍事演習の延期を求める声明文を発表したことに対して、今回 正面から批判したかたちとなった。

“国民の力”の議員たちは「米韓合同軍事演習の目的は 北朝鮮を攻撃するためではなく、北朝鮮による脅威から わが国民の生命と安全を守るためのものだ」とし「与党勢の認識は深刻な安保破壊であり、自害行為とかわらない」と説明した。

つづけて「我々は核を頭に載せ、北朝鮮に囲まれて暮らしている実情だ」と嘆いた。

また「強力な米韓同盟は、朝鮮半島の平和と繁栄の核心軸だ」とし「朝鮮半島の平和は重要だ。しかし 平和が北朝鮮への限りない屈従を意味することではない」と指摘した。