李報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
李報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は22日の定例会見で、脱北者の証言は韓国政府と国際社会に北朝鮮の人権実態を伝える貴重な記録だとの認識を示した。  これに先立ち、李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は3日、海外メディアとの懇談会で脱北者の証言について「北の人権について記録したものが実際にそうだったのか、(脱北者の)一方的な意思を記録したものか確認し、検証する過程が不足している」と発言。これを巡って一部の脱北者が反発し、李長官を名誉毀損(きそん)で告発する意向を示していた。 李報道官は、脱北者に対する調査と記録の過程では被害者中心主義の原則に基づかなければならないとの明確な認識を持っているとした上で、「個人の被害のみならず北の人権関連制度、政策、環境などの変化要因まで検証し、確認しながら北の人権記録の正確度を高めるために努力している」と強調した。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40