北朝鮮、経済幹部らに警鐘鳴らす「消極的、保身主義的な態度を捨て責任をもって任務遂行せよ」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、経済幹部らに警鐘鳴らす「消極的、保身主義的な態度を捨て責任をもって任務遂行せよ」(画像提供:wowkorea)
今年1月の労働党大会で新国家経済発展5カ年計画を発表した北朝鮮が、経済官僚に「非常な覚悟」を強要している。

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20日、労働新聞は「経済指導者たちは大胆に作戦し、力強く実践しよう」という見出しの社説で、「今日の経済建設のための闘争が党の意図通りに進んでいるかどうかは、労働者がどのように自己の責任と本分を果たすかにかかっている」と強調した。

同紙は、新しい経済発展計画が成功するためには、革新的で収益のある計画の樹立が重要だと言及し、「一部の労働者は、初年度の計画作成時から党大会の思想と精神を正しく具現化していない」とし、「条件と環境を理由に心配や泣き言を言って仕事を消極的、保守的にすることは労働者の姿勢ではない」と繰り返し指摘した。

これに先立ち、キム・ジョンウン(金正恩)党総書記は8日から4日間、党全体会議でこのような幹部の態度を公開的に指摘し、経済部長を任命1か月で交代させた。 労働新聞はこれに関して「適宜警鐘を鳴らし、適切な対策を講じた」と論じた。

北朝鮮はその後、連日、経済官僚の態度改善が経済発展計画の成功の重要な要素だと強調している。

労働新聞は「敗北主義、保守主義、形式主義、保身主義のような病的思想を焼き払え」と訴え「労働者が作戦と指揮を実質的に、緻密にしなければならない」と強調した。
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