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韓国 けさのニュース(2月18日)
◇高齢者へのワクチン接種 ファイザー製なども検討 新型コロナウイルスワクチンの接種開始が約1週間後に迫り、療養型病院や療養施設に入院・入所する65歳以上の高齢者がいつ、どのように接種を受けるかに関心が集まっている。当初は最優先の接種対象だったが、国内で最初に供給される英アストラゼネカのワクチンは高齢者に対する臨床データが不足しており、効果を巡って議論が続いていることから接種開始が4~6月期に延期された。政府はアストラゼネカのワクチンに対する最終判断が遅れる場合に備え、早ければ4月から米ファイザー、米モデルナを含む他社のワクチン接種も検討している。◇米司法省 北朝鮮ハッカー3人を起訴 米AP通信とワシントンポストなどによると、米司法省は17日(現地時間)、世界の銀行と企業からハッキングで計13億ドル(約1380億円)以上の現金と暗号資産(仮想通貨)を盗み出したか盗もうとしたとして、北朝鮮偵察総局所属の3人を起訴したと発表した。昨年12月に提出された起訴状によると、3人はパク・ジンヒョク、チョン・チャンヒョク、キム・イルとの名前を使っている。北朝鮮偵察総局はサイバー攻撃部隊を運営している。3人は2018年3月から昨年9月まで、パソコンに侵入できる複数の仮想通貨アプリケーションを開発し、ハッカーに提供したとされる。◇サムスン電子経営陣 大幅黒字で昨年の年俸2倍に 米中貿易摩擦と新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)の中でも、昨年36兆ウォン(約3兆5000億円)の営業黒字を記録したサムスン電子の経営陣の年俸がほぼ倍増したことが分かった。同社が18日、金融委員会、韓国取引所などに提出した書類によると、金奇南(キム・ギナム)代表取締役副会長ら取締役11人(社内取締役5人、社外取締役6人)に支給した報酬の総額は337億ウォンと集計された。同社が19年に取締役11人に支給した計179億ウォンに比べて約2倍に増加した。◇済州島で強風伴う吹雪続く 航空機の遅延・欠航予想 南部の済州島では18日、前日に続いて強風を伴う吹雪となり、寒くなりそうだ。済州地方気象庁によると、山間部と北部、東部、南部地域に大雪注意報が、全域と海上には強風、波浪特報が発令されている。気象庁の関係者は「航空機や旅客船が遅延・欠航する可能性があり、航空機や船舶の利用客は事前に運航情報を確認しなければならない」と強調した。