プサン(釜山)出入国・外国人庁の移民特殊調査隊は、出国航空券がない国内ベトナム人らを対象に、偽造された出国航空券を利用して滞在期間の延長申請をした帰化者A氏(32・女)を在宅起訴したと、15日明らかにした。
A氏を含めたグループ5人は、2020年9月から11月までの国内ベトナム人104人を対象に、偽造された出国航空券を作成したり、滞在期間の延長を申請した疑いを受けている。
グループは、計124件の申請に関わり、1件当たり3万ウォン(約2900円)の対価を受けたことが分かった。
出入国・外国人政策本部は、最近の新型コロナウイルス感染症の影響で、出国のための滞在期間延長申請を電子申請だけの方法によって進めようとしたが、これが悪用されることにつながった。
移民特殊調査隊は、同じ番号の出国航空券が数回にわたって提出されている点を不審に思い、捜査に踏み切ったが、その結果、このようなことが明らかになり、犯罪グループを検挙するに至った。
調査隊の関係者は、「新型コロナウイルスを悪用した同様の犯罪があると見て、似たような手法を活用するブローカーに対して、継続的に捜査する予定だ」と明らかにした。
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