チョン・ウンギョン(鄭銀敬)新型コロナウイルス予防接種対応推進団長(疾病管理庁長)は15日午後、新型コロナウイルス予防接種計画ブリーフィングで「1号接種対象者は、現在、療養病院、療養施設に対するアストラゼネカワクチン接種が今月26日から順次拡大されるため、おそらく療養病院従事者になると見ている」と明らかにした。
チョン団長は「療養病院と療養施設の集団発生をみると、長期入院者や入所者より地域社会で生活する従事者を通じた感染流入事例の方がはるかに多い」とし「従事者対象の接種でこれを遮断する効果があると判断する」と付け加えた。
チョン団長は「まだ接種計画を地方自治団体別に確認しているため、詳しい接種日程が決まれば1号接種対象者を選定して発表する」と述べた。
推進団はことし2〜3月に優先接種対象者約75万7000人を対象に接種を開始すると、この日発表した。
アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンは、今月26日から満65歳未満の療養病院・施設入所者及び従事者約27万2000人の優先接種を行う。韓国政府は65歳以上の高齢者に関しては、ワクチンの高齢者に対する有効性を確認できる追加の臨床データを確保した後、接種時期を確定する計画だ。確保時点は3月末頃になるとみられている。
また、3月からハイリスク医療機関の保健医療従事者約35万4000人と新型コロナウイルス1次対応要員約7万8000人にアストラゼネカワクチン接種を実施する。
ハイリスク医療機関、保健医療従事者は、重症患者が多く訪れる急総合病院‧総合病院‧病院勤務の保健医療関係者である。△医療関係者(医師、歯科医師、漢方医、看護師、助産師)△看護助手△医療士△救急救命士△薬剤師△漢方薬剤師△栄養士△衛生士△保健教育士が該当する。接種開始日は3月8日である。
新型コロナウイルス 1次対応要員は、△119救急隊△疫学調査員△検疫要員(患者搬送など)△検体検査および搬送要員などである。接種開始日は3月中で、保健所で接種する。
また、コバックスを通じて、2月末〜3月初めに導入予定であるファイザー製ワクチンは、すぐに中央および圏域予防接種センターを通じて提供され、新型コロナウイルス患者の治療医療陣約5万5000人に接種される。
対象者は、△感染症専門病院△拠点担当病院△重症患者治療病床運営病院△生活治療センター従事者である。
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