受注したのは大気汚染ガスの排出規制に適合するためクリーンエネルギーのLNGを主燃料とするコンテナ船で、2023年7月までに順次引き渡す。船には運航の効率を高めるため自社開発した燃料節約装置とスマートシップソリューションを搭載する。
サムスン重工業の関係者は、今年は老朽船舶の入れ替え需要によりエコなコンテナ船の発注が増えるとの見通しを示し、「差別化されたエコ技術を基に、顧客に合わせた製品を先回りして開発していく」と説明した。
年初に受注が低迷した昨年と異なり、今年は韓国造船大手3社が次々と受注に成功している。
現代重工業グループの造船部門の持ち株会社で造船世界1位の韓国造船海洋は、今年に入り超大型コンテナ船、大型オイルタンカー(VLCC)など計22隻を受注した。契約額は総額19億ドル(約2000億円)。
サムスン重工業も、今回の受注により契約実績は10隻、総額13億ドルとなった。
また、大宇造船海洋もLNGなどを燃料とする二元燃料VLCC10隻の受注を控えている。契約額は1兆1000億ウォン台の見通しだ。
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