韓国防疫当局、ワクチン接種証明書準備(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局、ワクチン接種証明書準備(画像提供:wowkorea)
防疫当局は、新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種した事実を証明する「接種証明書」を韓国語と英文で同時に発行することができるように準備していると10日、明らかにした。ただし「ワクチンパスポート」(免疫パスポート)を発行することは検討しなかったという立場を見せた。

ホン・ジョンイク疾病管理庁予防接種管理チーム長はこの日、記者団への説明で「ワクチン接種の証明書は、今でも国家予防接種を受けると接種歴を確認するため、韓国語や英文で発行している」と述べた。

続いて「新型コロナワクチン接種証明書も韓国語と英文で発行するように準備している」とし「必要に応じてワクチン接種の証明書を発行することができる」と付け加えた。

ホン・ジョンイク予防接種管理チーム長は、「ただしワクチンパスポートは別途検討したことがない」と述べた。

今年から先進国を中心に新型コロナワクチン接種が拡大されると、海外へ移動したとき「予防接種証明書」が重要な問題として浮上する見通しだ。世界的にも公務とビジネス活動のための別名「ワクチンパスポート」が言及されている状況だからだ。

韓国は、諸外国と外交・経済的交流が必須だ。政府は、ワクチンの予防接種を完了した場合、韓国語と英文の予防接種証明書を発行する予定である。

ただし、国際機関単位で予防接種証明書をどのように活用するか決まっていない。今後の予防接種を終えた海外からの入国者に対し、自己隔離などを免除される可能性も考えられる。

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