中国、5000万人ワクチン接種目標とするも現実は半分以下、春節を迎え緊張感高まる(画像提供:wowkorea)
中国、5000万人ワクチン接種目標とするも現実は半分以下、春節を迎え緊張感高まる(画像提供:wowkorea)
医療従事者などを対象に新型コロナワクチン接種を始めた中国が予想より遅い接種速度に困惑している。春節前までに5000万人にワクチンを接種すると断言したが、現実はその半分にも達していない。

中国国家衛生健康委員会の報道官は9日、記者会見で「現在、医療従事者を中心に4052万回のワクチンを投与した」と明らかにした。

ワクチンは2回接種が原則で、約2000万人の中国人がワクチン接種を受けたことになる。

これは当初、中国当局の予想したスピードより一段と遅い。1月、人民日報の姉妹紙環球時報は「中国は春節が始まる前の2月中旬までに5000万人にワクチンを接種する」と明らかにしている。

しかし、春節が目前に迫っているにもかかわらず、接種を終えた人は目標値の5000万人の半分にも及ばない2000万人にとどまった。

当局が遅い接種速度に困惑している中、国民大移動が予想される春節連休が始まり、緊張が高まっている。

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