首都圏の実効再生産数は「1」超え…旧正月連休の「5人以上の集合」禁止へ=韓国(画像提供:wowkorea)
首都圏の実効再生産数は「1」超え…旧正月連休の「5人以上の集合」禁止へ=韓国(画像提供:wowkorea)
感染の状況をみる指標で1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」が、韓国で旧正月連休を前に「1」に極めて近づくなど、再びの感染拡大に懸念が高まっている。

 全国で感染者比重が80%ちかい首都圏では、実効再生産数が「1」を上回った。韓国政府は、旧正月連休が終わる14日の夜12時まで「5人以上の集合禁止」を維持することに決定した。

 中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は10日、新型コロナウイルス定例ブリーフィングで「現在の状況を総合すると、第3波の減少傾向が停滞しており、再拡大の危険が依然として存在する」とした上で「首都圏は旧正月連休の帰省、または旅行などを通じて地域間の移動が増加し、普段会うことができない家族や知人と会う機会が増えると、第3波へと拡大する可能性が高い」と警告した。

 その上でユン班長は「新型コロナウイルスの拡大を示す指標である実効再生産数も4週間前の0.79から引き続き上昇傾向をみせ、1.0に接近している」とし「特に、首都圏の場合は1.0を少し超える水準に達した」と説明。

 この状況を総評し、ユン班長は「旧正月連休が目前に迫る中、家族に会いたい気持ちは大切だが、家族と知人の健康と安全を考えて帰省や訪問、旅行を最大限に自制してほしい」と国民に要請した。

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