「家族みんなが集まる旧正月」は古い言葉…成人4人中3人は「帰省しない」=韓国(画像提供:wowkorea)
「家族みんなが集まる旧正月」は古い言葉…成人4人中3人は「帰省しない」=韓国(画像提供:wowkorea)
民族的な年中行事の旧正月(ソルラル)連休初日があすに迫る中、新型コロナウイルス防疫指針などの影響で故郷に帰らない人が増えるものとみられる。各種世論調査でも故郷に帰らないとの回答が多かった。

10日、就業ポータルサイトのインクルートが運営する非対面面接のアルバイトアプリ・アルバコールが全国の成人男女999人を対象に調査した結果、今回の旧正月の連休に故郷を訪問する計画を立てた人は27.5%にとどまったことがわかった。

これは過去の結果に比べ大きく減少した数値だ。インクルートの調査では、2018年の秋夕(チュソク、中秋節)が46.7%、2019年の旧正月46.9%、2019年の秋夕44.9%、2020年の旧正月50.6%、2020年の秋夕が40.1%を記録している。

帰省計画を立てていない理由としては、「新型コロナウイルス状況、及び防疫指針に従って」との回答が56.5%で最も多かった。新型コロナウイルスの流行が続き「5人以上の集合禁止」などの防疫指針が作用したことによるものとみられる。

このほか、△自分の家に集まる(9.2%)、△会いに行く親戚がいない(他界した場合7.5%を含む)、△家族の小言、ストレスが予想されるため(7.2%)、△連休が短い(4.5%)などの回答があった。

こうした状況で「非対面旧正月」を過ごすという人が多かった。家で休んだり故郷訪問の代わりに電話で連絡したり、オンラインで墓参り・茶礼・追慕したり、オンラインで家族と顔を合わせるという人もいた。
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