前環境部長官、‘ブラックリスト’懲役2年6か月の実刑判決…環境部「残念に思う」=韓国(画像提供:wowkorea)
前環境部長官、‘ブラックリスト’懲役2年6か月の実刑判決…環境部「残念に思う」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国環境部の幹部クラス関係者は9日、キム・ウンギョン(金恩京)前環境部長官の実刑判決について、残念に思うと明らかにした。

この関係者はこの日、「原則的に裁判中の事案については言及しない」としながらも「ただし、前環境部長官の拘束・収監について残念に思う」と述べた。

ソウル中央地裁刑事合意25-1部はこの日、職権乱用の権利行使妨害などの容疑で起訴された金前長官に、懲役2年6か月を言い渡した。金前長官は法廷拘束された。

金前長官は、2017年12月から2018年1月までに環境部公務員に命じて、パク・クネ(朴槿恵)政府で任命された傘下の公共機関の役員15人に辞表の提出を要求した容疑を受けている。

また、辞表を提出した公共機関の役員に関する後任者任命のため、環境部長官の人事権および業務指揮権などを乱用したという容疑で裁判を受けてきた。

2019年4月に裁判を受けた金前長官が、約2年ぶりに‘実刑’の判決を受け、法廷拘束されたことで、環境部の内部でも戸惑う雰囲気が午後はずっと漂っていた。

環境部のある関係者は通話で「会議の途中に(実刑の)知らせを聞いて驚いた」と明らかにし、また別の関係者も「予想できなかった」と当惑を隠せなかった。

ある公務員は「裁判所の判断について個人の意見を提起することはできないが、こんなに結果が出るとは思わなかった」と話した。

特に金前長官が現政府の人事としては初めて実刑判決を言い渡され、法廷拘束されたことで、環境部の内部では落ち着かない雰囲気が続いている。

一部では、ムン・ジェイン(文在寅)政府の初代環境部長官である金前長官が環境部の首長として話題になったこと自体、とても‘残念だ’という反応も出ている。裁判の結果を離れ、文政府に汚名を残しているからだ。

1月に就任したハン・ジョンエ(韓貞愛)長官も人事聴聞会の過程で金前長官に対する質問に対し「我が党が推薦した国務委員が国民の見ている中、社会的に物議を醸す状況にまで至った」とし「残念に思う」と述べた。

一方、金前長官は判決を不服とし、直ちに控訴状を提出したという。

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