貨物船と衝突した海上自衛隊の潜水艦、「報告の遅れ」は問題=韓国報道(画像提供:wowkorea/写真はイメージです)
貨物船と衝突した海上自衛隊の潜水艦、「報告の遅れ」は問題=韓国報道(画像提供:wowkorea/写真はイメージです)
8日、高知県の沖合で民間貨物船と衝突した海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」をめぐり、「状況報告が遅れた」という問題が浮上している。

時事通信と産経新聞など日本のメディアによると9日、前日の午前10時58分頃、高知県足摺岬の南東の沖合で、「そうりゅう」が水面に浮上する過程で香港の民間貨物船と衝突し、潜水艦の乗組員3人が負傷した。

しかし、衝突時に「そうりゅう」の通信機器が損傷し、その事故が海上自衛隊司令部に報告されたのは、約4時間以上が経過した午後2時20分頃だった。

加藤勝信官房長官は、9日の記者会見で、岸信夫防衛相と菅義偉首相がその事件について報告を受けたのは、前日の午後2時50分頃だったと追加で明らかにした。

加藤勝信官房長官はこの日、「国民に心配をかけて大変申し訳なく思っている」と謝罪し、通信手段が不通となって報告が遅れた点については、「改善すべき課題である。強い問題意識を持って検討する」と述べた。

この問題が大きくなると、海上自衛隊トップの山村浩海上幕僚長は、9日に謝罪記者会見を開き、「一時的にすべての通信が切断されるという状況は想定していなかった」とし「これは許されないことで、反省すべきところだ」と明らかにした。

また、「国民に大きな心配をかけたことをお詫びする」とし、今後の緊急時に使用する通信手段の導入を検討すると付け加えた。

加藤勝信官房長官は、正確な事故原因を明らかにするために、海上保安庁と防衛省の事故調査委員会、国土交通省の運輸安全委員会でそれぞれ調査を開始したと明らかにした。
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