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韓国 きょうのニュース(2月9日)
◇新規コロナ感染者 再び300人台に増加 韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から303人増え、累計8万1487人になったと発表した。市中感染が273人、海外からの入国者の感染が30人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(289人)に約2カ月半ぶりに200人台に減少したが、この日は14人増え、再び300人台となった。◇小中高校生の6割「南北統一必要」 「不要」は2割も上昇傾向 教育部と統一部が昨年11月2日から30日にかけて全国の小中高校生6万8750人を対象に実施した調査の結果によると、「南北統一は必要」とする回答は62.4%で前年(55.5%)より6.9ポイント上昇した。一方、「統一は不要」とする回答は24.2%だった。「不要」の回答は、「必要」に比べ少ないものの、18年の13.7%から19年には19.4%に増加しており、2年連続の増加となった。◇首相 飲食店営業制限への反発に「大局的な協力を」 丁世均(チョン・セギュン)首相は政府の中央災難(災害)安全対策本部の会議で、首都圏の飲食店やカフェで店内営業を午後9時までに制限する措置の維持を決めたことに対する自営業者らの反発を受けて「心情は理解するが、感染リスクと社会的受容性を総合的に考慮し、各界の意見を十分に聞いて下した決定だ」とした上で、「大局的な参加と協力を願う」と述べた。◇政府 ファイザー製ワクチン接種の模擬訓練実施へ 疾病管理庁を中心に政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」と国立中央医療院の新型コロナ中央予防接種センターは、米製薬大手ファイザー製のワクチン接種のための合同模擬訓練を行うと明らかにした。今回の訓練は、ファイザーのワクチンが国内に供給された際に発生する可能性がある問題を確認・点検し、医療現場に配布する接種ガイドラインを補完するために行われる。◇EVバッテリー巡るLGとSKの訴訟 あすITCが最終判決 国際貿易センター(ITC)は10日(現地時間)、LG化学から分社化され、バッテリー事業を専門に手掛けるLGエナジーソリューションが、電気自動車(EV)のバッテリーに関する営業秘密を侵害したとしてSKイノベーションを相手取って起こした訴訟について最終決定を下す予定だ。LGエナジーソリューションはSKイノベーションに2兆8000億ウォン(約2630億円)の賠償を請求している。一方、SK側が提示した金額は1兆ウォン未満だとされる。