ことし小学校4年生に上がる息子を持つ母親(41)は6日、news1との通話で、昨年息子とデジタル機器利用の問題に1年中取り組んできたと打ち明けた。
新型コロナウイルス事態により1週間に1~2日だけ登校し残りの日は家でリモート授業を受けるようになったことで、子どもの携帯電話をガラケーからスマートフォンに変え、タブレットPCも購入したが、使用時間が次第に長くなり、子どもに小言を言う日が増えたという。
ことしも学校現場で登校・リモート授業が並行される予定であり、小学生の親たちの間では子供のユーチューブ中毒を懸念する声が高まっている。教師が学習空間にYouTubeのリンクを添付することが多いが、授業が終わっても子どもがYouTubeの使用を続けてしまうという。
女性家族部(部は省に相当)が昨年6~7月に全国の小学4年生43万8416人を対象にインターネット・スマートフォン利用習慣を調査した結果、6万5774人(15.0%)が過依存危険群に分類された。2018年(5万5467人)と比べ、2019年(5万6344人)は1.6%の増加にとどまったが、新型コロナウイルスが流行した2020年は前年比16.7%も急増した。
親たちは、学校のリモート授業でYouTubeを活用する割合が非常に高く、子どもが無分別に利用することをあおっていると指摘した。
小学校だけでみると、リモート授業全体で活用するコンテンツの約4分の1(25.3%)がYouTube資料と集計された。
キョンギ(京畿)道教育庁メディア担当キム・チャミョン奨学士は、「YouTube教育が行われても単純に『見すぎてはいけない』とお願いするだけで終わるのではなく、有害・嫌悪コンテンツを見てはいけない理由と、それに伴う社会的副作用、健全コンテンツの活用方案などについて十分な疎通がなされなければならない」と話している。
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