ソウル中央地裁刑事は感染症の予防及び管理に関する法律違反などの疑いで裁判に引き渡されたインドネシア国籍の男性Aさん(24)に、懲役8か月執行猶予2年を宣告したと8日、発表した。
Aさんは昨年9月21日、韓国に入国し、10月5日まで、ソウル中区明洞の隔離施設にて隔離生活をしていた。ところがAさんは出所を翌日に控えた10月4日午後7時頃、隔離施設から脱出した。Aさんは、花壇の土を手で掘って穴を開け、脱出したことが分かった。
判事は「自己隔離期間を満了せず任意脱出した行為は、コロナの感染の危険性を考慮すると、非常に危険な行為だ」と指摘した。
続いて「世界的な大流行の中で感染拡大を防ぐために防疫当局と国民が総力を尽くしている状況で、計画的に自己隔離措置を違反したことは非難を受けて当然であり、その罪は軽くはない」と強調した。
しかし「犯行を認めて過ちを反省している点、Aさんによりコロナ感染が発生していない点などを考慮した」と執行猶予を宣告した理由を説明した。
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