ナ・ギョンウォン予備候補(左)とオ・セフン予備候補(右)(画像提供:wowkorea)
ナ・ギョンウォン予備候補(左)とオ・セフン予備候補(右)(画像提供:wowkorea)
野党のソウル市長補欠選挙候補らは7日、政策公約と候補一本化問題などをめぐり、神経戦を繰り広げた。

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この日、ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)予備候補は、自身をホ・ギョンヨン(許京寧)国家革命党代表にたとえて‘ナ・ギョンヨン’と皮肉ったオ・シンファン(呉晨煥)予備候補に向かって「品格を保て」と批判した。

羅予備候補は自身のフェイスブックを通じて「競争をする過程でも品格とワンチームの精神を忘れてはならない」とし「攻撃のための攻撃にだけ邁進し、公約の具体的な内容さえ見ずにフレームをかぶせようとする政治攻勢ではゲームは変わらない」と批判した。呉晨煥予備候補が保守野党のソウル市長選挙におけるゲームチェンジャーを自任していることを皮肉ったのだ。

羅候補は、呉晨煥予備候補が批判した自身の不動産政策公約を1つひとつ説明した。「青年には3億ウォン(約2767万円)まで、夫婦は5億ウォン(約4611万円)まで貸出利息を支援する。年利率3%で単純計算すると、青年は年900万ウォン(約83万円)、新婚夫婦は年1500万ウォン(約138万円)の貸出利息の補助を受けることになる」とし、貸出利息の支援にかかる予算が政策施行1年目には1200億ウォン(約110億6847万円)、2年目には2400億ウォン(約221億3695万円)、3年目には3600億ウォン(約332億543万円)、4年目からは3600億ウォンが固定的に支出されるものと予想した。

続いて「我々、公約・政策チームはこのように正確な計算と現場型政策モデル設計、財政条件に対する分析を経ている」と改めて強調した。

羅候補は「批判はするとしても、非難は控えるべきだ。指摘はよいが、嘲弄はよくない。競争はしても、共倒れの内戦に陥ってはならない」とミッシェル・オバマ元米大統領夫人の演説で有名になった‘When they go low, we go high’に言及し「彼らが低俗に行っても、我々は上品に行きましょう」と付け加えた。

オ・セフン(呉世勲)予備候補は、両候補の対立について「詳しく見てみたが、不明確な部分がある。現金を支払うというのか、それとも利子を返済しながら代納する形で助けようというのか」とし「正確に意図を知るのは容易でない。後で正確に調べ、討論で考えを明らかにしたほうがいい」と述べ、留保的な態度を示した。

この日、羅予備候補と呉世勲予備候補の間でも神経戦が繰り広げられた。始まりは羅予備候補で、この日、新東亜とのインタビューで「私はこれまで地道に議員活動をしてきて、国政経験も豊富であり、10年休んでいた方よりもいいのではないかと思う」と述べた。これは呉世勲予備候補が自身の市長経験を掲げ、他の候補を‘インターン市長’と貶めたことに対する発言だ。

これに対し、呉世勲予備候補はこの日、ソウル市クァナク(冠岳)区にある在来市場を訪問した後、記者団に対し「この10年は休んだことがない。非常に忙しく過ごしていた」と反論した。

国民の党代表のアン・チョルス(安哲秀)ソウル市長候補は、自分よりも国民の力の候補が最終的に一本化候補になるだろうと言ったキム・ジョンイン(金鍾仁)国民の力非常対策委員長の発言に「今は誰が勝つかが重要ではなく、野党側が勝利するのが重要だ」と言い返した。

金委員長は6日、KBS番組の深夜討論に出演し「我が党の候補が(野党の)ソウル市長候補になる方向に進んでいると思う」とし「自信を持っている」と話していた。

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