≪韓国ドラマSTORY≫「それでも僕らは走り続ける」9話、不器用すぎてうまくシン・セギョンとは歯車が合わないイム・シワン(ZE:A)=あらすじ・感想(画像提供:wowkorea)
≪韓国ドラマSTORY≫「それでも僕らは走り続ける」9話、不器用すぎてうまくシン・セギョンとは歯車が合わないイム・シワン(ZE:A)=あらすじ・感想(画像提供:wowkorea)
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「それでも僕らは走り続ける」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

前話では出張に出かけたミジュ(シン・セギョン)が過労で倒れ、そこへソンギョム(イム・シワン(ZE:A))がやってきて看病をしているところで終わった。またソンギョムとミジュの仲も元通りになるのか。気になる「それでも僕らは走り続ける」第9話のあらすじ&感想についてまとめてみた。

<第9話 あらすじ> 放送日:2021年1月13日 視聴率:3.1%
過労でダウンしていたミジュは、ソンギョムの看病のおかげもあり、翌日は良くなっていた。朝食を一緒にすることにしたソンギョムとミジュ。そしてミジュは急に呼び出してきてもらったことを謝った。するとソンギョムは「ミジュがいるから来た。今回はミジュによくしたいから」と正直に言った。ミジュは嬉しそうな表情を浮かべた。そして朝食後、ソンギョムがドライバーをつとめる俳優ジェームスとそのパートナーの紹介をした。
そして俳優を連れて撮影現場に到着したソンギョム。現場は忙しく回っていたが、ソンギョムは一人撮影が終わるのを待っていた。そこでソンギョムは日記を書こうとしていたが、何をどう書いていいかわからずにいた。そこへ休憩中のミジュがやってきた。ミジュは自分の映画アプリのIDを教え、映画でもみて暇をつぶすよう勧めた。ミジュが再度現場へ戻ると、ソンギョムは日記に「慣れない場所へ来た。ミジュの体調が悪かった」と書き込んだ。
そして夜になっても日記をどう書けばいいのか悩んでいたソンギョム。そこへ休憩中のミジュがやってきた。ミジュは日記に悩むソンギョムへ日記は誰に見せるわけでもないんだし。正直に書けばいいとアドバイスした。ミジュの言葉に納得したソンギョムは日記をスラスラ書き込んだ。そして昼間に書いた日記の文章に「怖かった」と付け足した。

一方でヨンファ(カン・テオ)はダナ(スヨン(少女時代))に頼まれた、美術館に出すための絵を描いていた。しかし何か胸につっかかるものがあり、思い通りに描けないヨンファ。描けば描くほど自分は何をしたいのか、いつ終わるのか…など葛藤が続いていた。

翌日、ソンギョムのライバルでもあった陸上選手のヨンイル(パク・ソンジュン)がソンギョムに会いにバイクでやってきた。ヨンイルはソンギョムにもう一度戻ってこいと話した。そしてソンギョムとウシクがいなくなってから、自分との闘いだと愚痴った。ヨンイルはウシクが明るい性格だから、何年も暴行を受けていたことも分からなかった。リハビリもうまくいっているのか…と心配した。ソンギョムは自分がウシクの周りにいる邪魔ものを全部消すから、ただ走り続けろと言いたいと話した。
その夜撮影現場では俳優のジェームスと監督との間で問題が発生していた。ミジュが慌ててやってきてジェームスの話を聞いていたところにチーフPDのジェリー(キム・ジェファ)が割り込んできた。ジェームスはスケジュールの保証について訴えていたが、ジェリーはお金の話と勘違いをしてノーギャランティと言い、追い払ってしまった。怒ったミジュは意味をはき違えると大変な事態になるとジェリーに怒りをぶつけるが、ジェリーは自分が間違っていたとしても、あなたは私の味方をするべきだと怒った。その後ミジュは車に乗ったジェームスに誤解だと話しかけるが、ジェームスもかなり怒っているようであった。
翌日連絡が取れないジェームスはホテルをすでにチェックアウトした。現場は大慌てで、PDジェリーも大激怒していた。するとジェームスをのせたソンギョムの車が到着した。ソンギョムはミジュの電話が早く現場に来いという意味だと思ったとし、事なきを得た。そしてそこへ監督が現れ、ミジュと言い争いに…。
そこへ市長とソンギョムの父ジョンド(パク・ヨンギュ)も一緒にやってきた。ジョンドはミジュとソンギョムを見つけるやいなや、通訳をお願いしたいとミジュを連れ出した。ジョンドはミジュに「先日映画館では悪かった」と謝った。そしてソンギョムに撮影現場ではやることも多いのにとドライバーをしているソンギョムを皮肉った。
その後ジュリーに呼ばれたミジュ。ジュリーから「消えてほしい。監督からミジュが目に入らないようしてほしいと言われた」と言われた。通訳は誰がするのかと心配するミジュであったが、ジュリーは「他にも通訳なんてやる人がいるから早く消えろ」と言い去って行った。
その夜ミジュは一人でお酒を飲んでいた。そこへおつまみを持って現れたソンギョム。ミジュはソンギョムが色々助けてくれたことに感謝していた。そして「もう今日帰ろうか」と言うミジュに、「やるのが嫌であればやらなければいい」と言うソンギョム。ソンギョムを見つめたミジュは突然、「もっとできるような気がする。ソンギョムがとてもいい影響をくれたようだ」と話した。
翌日監督に謝るミジュ。最後まで仕事をやらせてほしいと頼んだ。監督は勝手にしろといい立ち去ったが、ミジュは最後まで仕事をやることにした。

そして撮影も無事に終わり、仕事も終えたミジュとソンギョムはホテルへ戻った。そしてソンギョムはミジュにスニーカーをプレゼントした。突然のプレゼントに驚いたミジュであったが、理由を尋ねるとソンギョムは予め家の荷物は運んで、掃除まで終わっていると家を出ることを告げた。ミジュは動揺しつつも、「なぜこのタイミングで話すのか。近づいたと思ったら、一線を引かれたようだ」と話した。ソンギョムは「一線は引いていないし、引いてもいない線の外にいてほしくない。僕が面白くなくなったのであれば、言ってほしい」と話した。ミジュは「ソンギョムといると、決定的な瞬間に疎外にされた気分になる時がある。こんなことを言ってしまう自分が嫌だ。でも私の事は嫌いにならないで」と言った。
ソンギョムは「僕は嫌いになんてなっていない。好きになってほしいと言っていたことを実行しているだけだ」と言った。ミジュは「あの日酔っていった事は、お願いではなく勇気を出していった事だったのに…」とショックを受けた。
一方で学校で絵を引き続き描いていたヨンファ。そこへダナが現れた。ダナは早く私の絵を見せてというが、ヨンファは自販機でもあるまいしと冗談を言った。しかしイライラしているダナは絵が遅いから義理の兄ヨンミョンに恥をかかされたと怒りをぶつけた。ヨンファは自分の絵は代表の面を立てるだけのものなのかと聞いた。ダナは「あなたは私の目的を達成させればいい、私はあなたの目的を達成させればいいだけ。そしてあなたが何と言おうと、私は結果だけが重要なんだから。期限を守れないならやめてもいい、代わりは他にもいる」と言った。その言葉に失望したヨンファはこぶしを握り締め、描き途中のキャンパスに黒い絵の具で塗りつぶした。「私の絵に何をするの」と怒るダナに、ヨンファは「あなたに渡すまでは僕の絵だ」と怒りをぶつけた。

<第9話 感想&考察>
ミジュとの仲も修復したかのように思えたソンギョムであったが、最後またひと悶着があった。言い方ひとつで相手を不快にさせてしまう…特に好きな人から言われたらよりショックも大きいであろう。ソンギョムも少しずつ近づこうとしているが、不器用すぎてうまくミジュとは歯車がまだ合わないようだ。女性心がまだわかっていないソンギョムにとてももどかしい気持ちである。一方でダナとヨンファも大きな衝突があった。いつもの笑顔で気さくなヨンファとは打って変わったヨンファの最後の表情は、絵に対しての熱い想いもとても伝わってきた。この二人も和解できるのか、次回も楽しみである。

Copyrights(C)wowkorea.jp 5