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13日、与正氏は朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、「第8回党大会記念閲兵式を精密追跡した」韓国側に向け、「奇怪な連中」と猛非難した。
与正氏は今回の談話を「党副部長」の名義で発表した。これに先立ち、政治局の候補委員から脱落したことに続き、党の職位も「党第1副部長」から「副部長」に下がった。与正氏は今回の党大会で党中央委員会の委員にのみ名を連ねた。
しかしこの日は本人の名前で対南談話を発表したものとみられ、公式職位と関係なく政治的立場や位置は依然と変わらないものとみられる。昨年6月から務める「対南総括」職務にもまた変動がないものと確認された形だ。
党大会の閉幕日に、さらに降格した地位からこうした対南談話を発表したのは、むしろこれを対外に確認させようとする意志と理解される。対南関連の相手をする人物は変わらず本人だという点と、地位が降下したことは自身の立場とは関連がないとの、一種の自信の表れだ。
公式地位は降下したが最高指導者の妹として影響力を維持し、今後も対南メッセージの管理をはじめとした国政運営全般に関与する可能性が高い。
与正氏の職位変化はむしろ現在、北朝鮮が対南・対外事業を「優先順位」に置いていない雰囲気を反映したものと解釈される。今回の党大会では与正氏だけでなくこれまで対南・対米業務を総括してきた人物らの職位がおおむね降下した。
北朝鮮は今回の党大会でも対南・対米関連の原論的な立場を繰り返し、関係改善には冷ややかな姿勢を示した。
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