<b>4thを発表したポッペラ・テナーのイム・ヒョンジュ
9都市全国ツアーコンサート計画</b>

ポッペラ(ポップスとオペラの合成語)テナーのイム・ヒョンジュが17日、4thアルバム『The Lotus』を発表することとなった。
イム・ヒョンジュは6日、ソウル朝鮮ホテルで4thアルバムの発表を知らせる記者会見を開き、アルバム紹介と今後の日程を公開した。

“韓国的なポッペラ”をコンセプトにした4thは、太平簫(テピョンソ)、大 (テグム)など、韓国民族楽器を使い、東洋的な色彩を出している。

この日の記者会見は、普段から親しいタレントのキム・サンジュンの司会で進められ、イム・ヒョンジュの日本でのレコード会社AVEXの関係者も参加した。4thは韓国に続き、日本・台湾・香港など、全世界で順次発売される。
以下はイム・ヒョンジュとの一問一答。


-4thアルバムはどんなアルバムですか
▲『The Lotus』は蓮の花という意味で、東洋的で韓国的な色彩を放っています。僕は韓国人だけど、西洋のジャンルであるポッペラを歌っています。リンカーンセンター・カーネギホールコンサートの時、韓国の歌曲を歌って外国人を感動させた当時の感じを4thアルバムにそのまま盛り込みました。初めて韓国的なポッペラが出たと思います。 太平簫、 大 、奚琴(ヘグム)などをオーケストラと合わせ、韓国の5音階を活かした『恋人』という曲もあります。

-アルバム制作過程では、細かいところまでチェックすることで有名ですね。
▲今回も全曲プロデュースしたし、編曲にも参加しました。クラシックアーティストも大衆歌手のように作詞・作曲をしなければなりません。アルバムのジャケットデザインにも参加したのは、自分が敏感だからです。僕のアルバムは人生でもとても大事なものなので、自分の手で作らないと気がすみません。

-『狂乱のアリア』は、女性ソプラノでもこなしにくい音域ですね。収録の背景は?
▲僕の好きなソプラノ歌手マリア・カラスの18番で、男のレコーディングは世界初です。とても好きなオペラ曲で、アルバムの30%は正統クラシックにしようと努力しました。

-『記憶の森』『寒溪嶺』など、中壮年層を狙った曲も目に付きますが。
▲10~20代のファンのために感性的なバラード曲『白紙の手紙』と、台湾歌手のフェイ・ウォン(王菲)の曲を改詞した『記憶の森』を収録しました。また、30~40代ファンの郷愁を誘う、メラニー・シャフカの『The Saddest Thing』、映画『シェルブールの雨傘』のタイトル曲『I Will Wait For You』、ヤン・ヒウンの『寒溪嶺』を、僕だけのカラーで歌いました。

-日本での流通社を、ソニーミュージックからAVEXに変えた理由は?
▲AVEXのクラシックレーベル<Casa>の歌手第1号として契約しました。ソニーミュージックは、他にも多くのアーティストがいます。たくさんの有名レコード会社のPRプランを見た結果、AVEXが一番気に入ったんです。現在、日本でデビューしてから2年目で、単独コンサートは来年行います。

-20才になった感想は?
▲20才になった今、4thアルバムを出せてとても感慨深いです。新しい仕事に対する希望、明るい期待があります。今後、熟練した音楽性をお見せしていきます。

-4thアルバムの活動計画は?
▲ソウル・釜山(プサン)・大丘(テグ)など、9カ都市全国ツアーコンサートを行います。ソウル公演は12月3日、慶煕 (キョンヒ)大学の<平和の殿堂>で8人組・12人組の舞踊団、20人組のチェンバーオーケストラ、16人組のビッグバンドと共演します。

Copyrightsⓒyonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp

Copyrights(C)yonhapnews & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0