「2日のうち1日は売上ゼロ」…ソウル東部拘置所の集団感染に涙＝韓国

「2日のうち1日は、売り上げゼロです」。

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ソウル市ソンパ(松坡)区のソウル東部拘置所から500mほど離れた食堂で会ったA氏(61)は2日、「拘置所で集団感染が起きた後、拘置所の職員はもちろん、この建物の上に住んでいる人も下りて来なくなった」とこのように訴えた。

この場所でレストランを経営するA氏は、「拘置所の集団感染が発生する前には、午後9時までに3〜4チームは来た」と伝えた。

最近矯正施設であるソウル東部拘置所に関連した感染者が相次いで発生すると、拘置所近くの自営業者らの顔色はさらに暗くなった。

ソウル東部拘置所関連の新型コロナウイルス感染者数は、同日午後5時時点で908人(収容者886人・職員22人)だ。

同じく近隣で食堂を経営するB氏(41)も「社会的距離の確保2.5段階開始のときよりも拘置所関連の報道後の方が、客足が60%も減少した」とし「お客様も『拘置所の職員が食堂によく来るのか』と尋ねながら入ってくる」と述べた。