(左から)李洛淵氏、李在明氏、尹錫悦氏=(聯合ニュースTV)
(左から)李洛淵氏、李在明氏、尹錫悦氏=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国で新年を迎えて実施された各世論調査で、次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される人物の支持率は与党「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が首位となった。李氏が優位に立つ中、同党の李洛淵(イ・ナギョン)代表と、尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長による3強の構図が固まりつつある。 調査会社・カンタコリアが朝鮮日報とTV朝鮮の依頼を受け、先月27~30日に全国の18歳以上の1010人を対象に実施した調査結果によると、李在明氏の支持率が18.2%で最も高かった。李洛淵氏は16.2%、尹氏は15.1%だった。 無所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員が5.5%、呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長が3.4%、「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)代表が1.9%、劉承ミン(ユ・スンミン)前議員が1.7%と続いた。 ハンギョレ新聞がケイスタットリサーチに依頼して同期間、全国の有権者1000人を対象に行った調査結果では李在明氏が23.8%を獲得した。尹はが17.2%、李洛淵氏は15.4%だった。 ソウル新聞が現代リサーチ研究所に依頼して実施した調査でも李在明氏(26.7%)、尹氏(21.5%)、李洛淵氏(15.6%)の順だった。同調査は先月28~30日、全国の有権者1012人を対象に実施した。 次期政権については交代を求める意見が優勢だった。 カンタコリアの調査結果では「政権交代のため、野党候補が当選すべきだ」との回答(49.9%)が「政権維持のため、与党候補が当選すべきだ」(34.8%)を大きく上回った。 ケイスタットリサーチの調査でも「政権交代のため、野党候補が勝利すべきだ」との答えが49.5%、「改革完遂のため、与党候補が勝利すべきだ」が36.7%だった。 一方、4月のソウル市長選を巡っては、現代リサーチ研究所の調査で「野党が勝つと思う」との回答が47.6%、「与党が勝つと思う」との答えは39.6%だった。 東亜日報がリサーチアンドリサーチに依頼し、先月27~29日にソウル市の有権者800人を対象に行った支持率調査では「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表(24.2%)、共に民主党所属の朴映宣(パク・ヨンソン)中小ベンチャー企業部長官(17.5%)、「国民の力」の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)前国会議員(14.5%)の順だった。
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