米国系ファンドのローンスターが、同社が保有する外換銀行の株式51.02%を戦略的投資家に売却しようとしていることと関連し、金融監督委員会監督政策1局の権赫世(クォン・ヒョクセ)局長は26日、売却には金融監督当局の承認が必要で、今後売却が行われる場合には新たな筆頭株主の適性を徹底的に審査するとの方針を示した。定例会見で述べたもの。
 ローンスターによる外換銀行買収については、その適法性をめぐる関連事案が裁判所に係留されている。権局長はこれらを総合的に考慮し処理するとした上で、ローンスターの外換銀行株売却には相当時間がかかるとの見方を示した。

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 こうした発言は、「裁判所の判決前でも適当な売却先が現れれば売却可能」とするローンスターの計画にプレーキをかけたものとみられる。ローンスターの外換銀行株売却に対する金融監督当局の承認は、1審判決後に可能となる見通しだ。


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