アルゼンチン、ロシア産コロンワクチンを空輸開始(画像提供:wowkorea)
アルゼンチン、ロシア産コロンワクチンを空輸開始(画像提供:wowkorea)
アルゼンチン政府がロシア産のコロナワクチンの空輸を開始した。

アルゼンチン航空の代表はこの日午後、ツイッターで自社の航空機が「スプートニクV」ワクチンの1回目の供給分を載せてブエノスアイレスにあるエセイサ空港を出発しモスクワに向かったと発表した。

「スプートニクV」はロシア政府が8月に世界で初めて承認したコロナワクチンで、ロシアではスプートニクVを医師や軍人、教師など2万人余りに試験接種したのに続き、今月から一般にも接種を始めた。

しかし、ロシア政府はスプートニクVの臨床試験が完全に終了していない状態で、コロナワクチンとして承認したため、各国の専門家から安全性を憂慮している。

この旅客機にはアルゼンチン政府関係者など約20人が搭乗し、マイナス18度を維持できる移動式冷凍庫も搭載された。

「スプートニクV」開発を支援したロシア国富ファンド(RDIF)は、アルゼンチン政府と1000万回接種分のワクチン供給契約を結んだ。1人2回の接種基準で500万人が接種できる。

アルゼンチンの新型コロナ累積感染者数は155万5279人、死亡者数は4万2254人となっている。

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