韓国国会、コロナ対策を巡り3日間続いた「フィリバスター」中断

韓国国会で国家情報院法改正案をめぐる野党のフィリバスター（長時間の演説による議事進行の妨害戦術）が、12日未明中断された。

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前日、国会に出た議員がコロナ感染者と接触したことが確認され、パク・ビョンソク国会議長が議会を閉会したが、いつ再開するかは不透明だ。

パク議長はこの日午前3時15分、11日にフィリバスターに参加したある議員が感染者と30分間接触し、今日の午前コロナの検査を受けると伝え、「感染の広がりを防ぐために議会を中断するかどうか、院内代表が決定してほしい」と話した。

与野党院内代表は、本会議フィリバスターを閉会し、コロナ対策を進めることに合意した。

本会議が中断されるまでフィリバスターを進行したユン・ヒスク国民の力議員は、12時間48分間フィリバスターを行い、午前4時12分ごろ演壇から降りた。12時間48分は、2016年2月のテロ防止法可決を防ぐためフィリバスターに出たイ・ジョンゴル前民主党議員の記録（12時間31分）を超えた。