韓国の大学生、捨てられたマスクでイスを制作=米メディアも注目(画像提供:wowkorea)
韓国の大学生、捨てられたマスクでイスを制作=米メディアも注目(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスの大流行でマスクの着用が必須となり、使い捨てマスクによるゴミ問題が起こっている中、捨てられたマスクでイスを作った韓国の大学生に米国メディアも注目している。

キム・ハヌル の最新ニュースまとめ

10日(現地時間)ロイター通信は、捨てられたマスクでイスを作ったケウォン(桂園)芸術大学のキム・ハヌルさんの事例を紹介し、「コロナ時代に問題となっているマスクによるゴミをリサイクルしようという素晴らしい試み」だと伝えた。

キムさんは、「プラスチックはリサイクルが可能なので、プラスチックで作られたフェイスマスクをリサイクルするのはどうか」という考えからマスクのイスの制作を始めたと話している。

キムさんは自身が通っていた大学にマスクの回収箱を設置し、約1万枚のマスクのゴミを集め、工場からも1トン以上のマスクを集めた。

新型コロナウイルス感染の危険を減らすため、最低4日間保管した後に使用した。ゴムと鼻部分の針金を除去してから、マスクに熱を加え形を作った後に固めた。

キムさんは「最近はファッションマスクとしてピンクやブルーなどもあるので、イスの色もきれいになった」と話している。

ロイター通信は、キムさんが今後捨てられたマスクでテーブルなども作る計画で、同級生らもこのアイディアに共感し、廃マスクを活用した作品を作るつもりであることを伝えた。

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