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韓国 きょうのニュース(12月4日)
◇ソウルのスーパー・映画館 午後9時以降は営業禁止へ 韓国の徐正協(ソ・ジョンヒョプ)ソウル市長権限代行は4日、オンラインで緊急会見を開き、5日から18日までの2週間、市内のスーパーや映画館、インターネットカフェなどの午後9時以降の営業を禁じる内容の防疫強化措置を実施すると発表した。スーパー、映画館、ネットカフェ、ゲームセンター、読書室、スタディーカフェ、遊園地、理容院・美容院、百貨店などの施設は午後9時までの営業となる。ただ、生活必需品などが購入できるよう、300平方メートル未満の小規模なコンビニエンスストアの営業や飲食店の持ち帰り・出前営業は認める。◇7日から「特別防疫期間」 年末年始の集まり自粛呼びかけ 流行の第3波に入った新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、政府の中央災難(災害)安全対策本部は7日から来月3日までを年末年始の特別防疫期間とし、活動や施設の具体的な防疫規則を定めたと発表した。年末年始の集まりの自粛を勧告するほか、初日の出のイベントなどもなるべく非対面で開催し、やむを得ない場合は事前予約制などにより人数を制限するよう求める。公共交通機関や旅行地での防疫管理も強化する。◇文大統領が内閣改造 国土交通相など4人交代・法相は留任 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、不動産政策を担う国土交通部長官など4閣僚を交代する内閣改造を行った。2017年の政権発足から3年半にわたり国土交通部を率いてきた金賢美(キム・ヒョンミ)氏に代わり、卞彰欽(ピョン・チャンフム)韓国土地住宅公社(LH)社長(55)が国土交通部長官に内定した。陳永(チン・ヨン)行政安全部長官の後任には与党「共に民主党」の全海チョル(チョン・ヘチョル)国会議員(58)が内定。政権発足時からの閣僚である朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官と、たび重なる失言で問題になった李貞玉(イ・ジョンオク)女性家族部長官も交代させた。尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長と激しく対立している秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の交代は見送られた。◇次期大統領選候補の支持率 与党代表が今年最低に 次期大統領(2022年選挙)にふさわしい人物を尋ねる最新の世論調査で、与党「共に民主党」代表の李洛淵(イ・ナギョン)前首相の支持率が今年最低となったことが分かった。世論調査会社の韓国ギャラップが発表した支持率は、共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が20%を獲得して1位で、李洛淵氏が16%、尹錫悦検事総長が13%だった。