「有望株を探すレンジャーズ、チュ・シンスとは契約しないだろう」＝米現地メディア

米国現地メディアが、テキサス・レンジャーズと長期契約が終わったFAチュ・シンス（38）が、元所属チームと契約しないだろうと見通した。

チュ・シンス の最新ニュースまとめ

　テキサス地域メディア「フォートワース・スター・テレグラム」は4日（日本時間）「レンジャーズがダブルAでプレーしていた有望株の右腕投手Joe Gattoとメジャーリーグ契約をした」と報道した。

　メディアがJoe Gattoの契約に注目したのは、球団がベテランよりは有望株と相次いで契約したためだ。Joe Gattoは、経験はないが95～98マイルの速球やカーブ、チェンジアップを投げるという。

　レンジャーズは大金を払って即戦力を獲得するより、未来を見据えて有望株を集めている。

　「フォートワース・スター・テレグラム」は「レンジャーズはオフシーズンに先発投手と3塁手、左翼手、捕手などの獲得に乗り出す」とし「7年1億3000万ドル（約135億円）の契約が終了したベテラン外野手兼指名打者のチュ・シンスとは再契約をしないものとみられる」と報道した。

　ジョン・ダニエルズGMは、「オフシーズンに大金を投資するよりは、慎重にFA選手を獲得したい」という意見を何度も示していた。

　一方、レンジャーズと7年間の長期契約を終えたチュ・シンスは、引退の代わりに1～2年大リーグでプレーしたいという意向を示した。まだ新しい行き先についての特別な知らせはない。