世界的に有名なギリシャ人歌手のナナ・ムスクーリが、7月の来韓公演を控え聯合ニュースとの書面インタビューを通じて思いを語った。
ナナ・ムスクーリは自身の歌が韓国で多くの人気を得ている理由について、「韓国人の情緒に合っているようで、本当に魔法のようなこと。韓国は私にとって特別な国なので、いつでも韓国人ファンの声に耳を傾けている」と答えた。
ナナ・ムスクーリは7月21日のソウル公演を皮切りに、昌原、大邱、釜山、済州をまわる全国ツアーを展開する。2005年に初めて韓国でステージを踏んで以来、2年間にわたり世界を回るワールドツアーに出ているが、このワールドツアーでは韓国だけ2回訪れることになる。「前回の公演では多くのファンとともにすることができず、ファンも残念がっていたと聞いた。なので、2度目の公演要請があったときにはうれしい気持ちで受け入れた」と語る。
2005年の韓国公演については、「韓国の観客は本当に完璧だった。公演に積極的に参加し、公演の楽しみ方を知っている方たちなので、その情熱にほれた」とファンに対する強い印象を残したことを明らかにした。前回の公演では『白いハンカチ』を韓国語で歌い上げ多くの拍手を贈られた。今回の公演ではどのような演出があるかについては、「多彩で新しいレパートリーをたくさん準備している」と明らかにした。
今回の韓国訪問では、韓国の文化に多く接したいとの考えを示し、特に韓国料理に対する関心を示した。前回はホテルで食べるだけだったが、今回は多くの韓国食堂を訪れ多くの料理を楽しみたいと意欲を見せた。今回は地方公演もあることから、多くの土地を回り韓国についてより多くのことを学べることになったと期待を示している。
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