米国のシンクタンク“国益研究センター”のハリー・カジアニス韓国担当局長(画像提供:wowkorea)
米国のシンクタンク“国益研究センター”のハリー・カジアニス韓国担当局長(画像提供:wowkorea)
米国のシンクタンク“国益研究センター”のハリー・カジアニス韓国担当局長は今日(19日)、「対北政策」はジョー・バイデン行政府の政策の優先順位では“下位”にあるため、韓国が主導的に「交渉テーブル」を作らなければならないと強調した。

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カジアニス局長はこの日 韓国の政府系シンクタンク“統一研究院”が開催した「米大統領選および朝鮮半島平和プロセスに関する米韓専門家TVセミナー」に発表者として登場し「ドナルド・トランプ米大統領が承服していない状況で、米国の政治システムは全て止まっている」とし「このような状況が朝鮮半島に影響を及ぼしている」と語った。

つづけて「バイデン行政府は、新型コロナウイルス感染症防疫政策のような国内の懸案を優先するだろう」として、外交懸案でも“対北懸案”が下位へと下がるものとみている。

カジアニス局長は、バイデン行政府の外交懸案の1位は「パリ気候協定への加入」とし、2位は「イランの核合意(包括的共同行動計画・JCPOA)」、3位は「中国との関係」、4位が「北朝鮮の核問題」となるだろうと語った。

そのため このような状況の中、今後の韓国の役割を一層 強調した。

カジアニス局長は「韓国が“交渉テーブル”を作らなければならない」とし「北核または朝鮮半島問題が、意味ある進展が可能だということを、バイデン政府にアピールする必要がある」と語った。

つづけて「キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長がキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長のような人物を任命し、一部の権限を委任するようにして、米国と実務者協議に出てくるよう、韓国政府がそのようなことを伝達してあげなければならない」と語った。

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