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韓国 けさのニュース(11月19日)
◇きょうから首都圏などで防疫措置強化 人数制限など実施 韓国のソウル市、京畿道、光州市の全域と江原道の一部で19日から新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが最も低い第1段階から第1.5段階に引き上げられた。第1.5段階の措置は、クラブなど遊興施設でのダンスとテーブル間の移動禁止、ショールームの午後9時以降の営業中止、カラオケ店での面積4平方メートル当たり1人までの人数制限と飲食禁止、屋外競技場でのマスク着用義務化、コンサートやイベント参加者の100人未満の人数制限などを柱とする。◇46%が「コロナ感染は運」 世論調査 ソウル大保健大学院の研究チームが今月6~8日に全国の成人男女1076人を対象に実施した新型コロナウイルスの認識調査の結果、「自分が感染するかどうかはある程度運だ」と答えた人は46.1%、「起こることは起こるようになっている」と答えた人は46.8%で、今年5月の同じ調査からそれぞれ8.6ポイント、8.7ポイント上昇した。研究チームは、病気にかかるのは運だと考えると防疫規則の順守など感染予防のための努力がおろそかになる可能性があるため、注意が必要だと呼びかけた。◇ソウル・仁川などに豪雨注意報 雷伴う大雨に 19日の朝は、ソウル市と京畿道を中心に雷を伴って強い雨が降っている。気象庁によると、ソウル市と京畿道(京畿道南東部を除く)、江原道北西部、忠清南道北部の西海岸を中心に雷を伴って1時間に20ミリ前後の強い雨が降っている。その他の大部分の地域では1時間に5ミリ前後の雨が降り、全羅北道の内陸など南部内陸地方の一部で雷が予想される。気象庁は、午前6時20分にソウル市南西部と仁川市(江華郡・甕津郡を除く)、京畿道光明市に豪雨注意報を発令した。◇大企業の大卒事務職 平均年俸314万円 雇用労働部が毎年発表している雇用形態別の勤労実態調査の結果を基に算出した資料によると、500人以上の大企業の経営・会計関連の事務職で学歴は大卒以上、勤続年数1年未満の労働者の平均年俸は3347万ウォン(約314万円)だった。同じ条件で勤続年数が10年以上の労働者の平均年俸は8651万ウォンで、年功序列の傾向が強いことがうかがえる。◇米下院 「韓米同盟強化」決議を満場一致で採択 米下院は18日(現地時間)、韓米同盟を一層強化するよう促す内容を盛り込んだ決議案2件を満場一致で採択した。来年1月に大統領に就任する民主党のバイデン前副大統領がトランプ政権とは対照的に同盟の復活を強調するなか、米議会が党派を超えてこれを下支えする決議案を採択したことで、韓米同盟にひびが入るとの懸念を払拭(ふっしょく)する土台が設けられたと評価される。また、決議案は在韓米軍の駐留経費負担に関する特別協定(SMA)について「相互に受け入れ可能な複数年協定」であることを強調しており、米新政権発足初期にSMAが合理的に妥結する可能性が高まったとの見方も出ている。