市民団体の職場パワハラ119は15日、公共共存連帯基金と共に‘職場パワハラ部署記公募展’を開催し、6つの当選作を選定したと発表した。Aさんの事例は大賞に選定された。
園長が陰口を言ったり、各種費用も支払わなかったのはもちろん、年次有給休暇使用も禁じたり、言うことを聞かない教師を業務から排除したというのがAさんの主張だ。けちをつけるために園内監視カメラを60日分回して見たともいう。
その後、保育園の教師たちは園長に立ち向かい市役所に苦情を入れたりもしたが、効果がなく、職場パワハラ119と保育教師労働組合を通じて問題を解決した。保育園は、市役所の監査を受け、その結果、園長に任せていた保育園の委託運営は中止となった。
Aさんは「園長の退陣を準備しながら保育園の園長たちのパワハラが一度や二度ではないということが分かった」とし「他の保育園の教師たちは私たちの事例を見て、力と勇気を出してほしい」と感想を述べた。
職場パワハラ119の関係者は「問題点に正面から対する過程で同僚や父兄、地域社会とのしっかりした連帯を通じて園長委託の解約という結論に至った感動的な事例」とし「労働組合加入が容易でない保育園の保育士たちに労組の重要性を喚起させた作品」と大賞の選定理由を明らかにした。
最優秀賞には‘5人未満の社会福祉機関に勤めていた社会福祉士のパワハラ克服’と‘公共機関の契約職労働者の職場パワハラ克服記’が選定された。優秀賞には‘コロナ時代の強制年次有給休暇完全使用’と‘コロナ時代の雇用保険死角地帯に置かれた4大保険の遡及加入適用後記’ ‘中堅企業に入社したばかりの青年の職場パワハラ経験’などが選ばれた。
職場パワハラ119は「職場内いじめ禁止法が施行されて1年が過ぎたが、パワハラ問題解決のために声を上げる必要性はますます大きくなっている」とし「勇気を出してパワハラに抵抗したすべての方たちに応援の拍手を送る」と明らかにした。
一方、9月8日から10月19日まで行われた今回の公募展には、職場パワハラを解決した事例や職場内いじめ禁止法施行後に変化した事例などの手記17編が寄せられた。選定された6つの事例のうち、大賞には100万ウォン(約9万2700円)、最優秀賞には50万ウォン(約4万6400円)、優秀賞には20万ウォン(約1万8600円)の賞金が支給された。
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