マスク着用を要求するカフェ店員へ暴行、40代男性立件＝韓国

キョンギド（京畿道）ソンナム市（城南）のカフェで、「マスクを着用してほしい」と要求するカフェの店員に対して40代の男性が暴行する事件が発生した。

警察は14日、この男性を暴行容疑で立件していると明らかにした。

警察によると、男性は今月12日午後8時ごろ、チュンウォン区（中院区）のカフェで、店員4人に暴行を加えた。

容疑者の男性は、店員が「店内でマスクを着用してほしい」と要求したところ、暴行を加えたという。

警察の取調べで容疑者は、「店員が自分を無視しているような気がして犯行に及んだ」と供述した。

警察は事件の経緯を調べた後、起訴意見で送致する方針だ。

一方、防疫当局は14日午前0時から、「マスク着用など防疫指針遵守命令」に違反した場合、10万ウォン（約9400円）の罰金を科す。 ただし、カフェや飲食店で飲食する場合は、例外的状況として認める。

利用客にマスク着用義務など防疫指針をきちんと案内せずに摘発された施設の管理者や運営者に対しても、最大300万ウォン（約28万円）の過料が課せられる。