仁川空港以外の空港、入国を再開?…防疫当局「協議中で、検疫準備が完了してこそ再開」=韓国(画像提供:wowkorea)
仁川空港以外の空港、入国を再開?…防疫当局「協議中で、検疫準備が完了してこそ再開」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局は、インチョン(仁川)空港以外のキムヘ(金海)空港など、国内の他の国際空港の入国再開に関し、協議が進められているが、新型コロナウイルス感染症に対する検疫準備が完了してこそ、入国再開が可能だという考えを明らかにした。

中央防疫対策本部のホン・ジョンイク患者管理チーム長は4日、担当記者団への背景説明で、「仁川空港の他、金海空港、他の空港まですべて含め、入国再開と関連し、国土部、法務部、関連自治体と協議を進めている」と述べた。

金海空港の国際線運航は国内の新型コロナウイルス感染症防疫のため、4月6日から半年以上閉鎖されていたが、先月15日から運航を再開した。

再開した航空便は、エアプサンの釜山~チンタオ(青島)間の路線で、金海空港の全国際線の運航が中断されて以来、初めて運航された。

当該路線は中国の防疫基準に従って、航空便全体座席の75%水準である165席以下に搭乗客が制限され、乗客は搭乗前にPCR検査の陰性判定を受けなければ搭乗が認められない。

ただし、帰りの航空便は政府の検疫一元化指針に従い、金海空港で30分間給油した後、仁川空港に着陸する。これを巡り、一部では不便さを訴える声も出ている。

ホン管理チーム長は「入国審査、特別入国手続き、患者検査後の輸送やモニタリング過程などをすべて準備しなければ空港を開き、入国者を受け入れることができない」とし「今は関連する人員と施設体系が仁川空港に集中している」と説明した。

続いて「金海空港検疫所を開かなければならない場合、仁川空港を支援した国防部、警察庁、消防庁など、こうした人員が200人以上必要」とし「そうした部分を共に協議して適切な時期に空港をオープンするのか、その後入国者管理はどうするのか協議を進めている」と付け加えた。

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