現代自　海外不振で１０月の販売台数減少＝起亜は６．１%増

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車は２日、１０月の世界販売台数が前年同月比４．２%減の３８万５９４７台だったと発表した。子会社・起亜自動車は同６．１%増の２６万５７１４台だった。　　現代の国内販売は１．２%増の６万５６６９台、海外販売は５．２%減の３２万２７８台だった。　国内では大型セダン「グレンジャー」の販売台数が１万９２６台を記録し、業績をけん引。３月から８カ月連続での１万台突破となった。　小型セダン「アバンテ」は８３１６台、中型セダン「ソナタ」は５６７０台だった。セダンは計２万５３９０台となり、前年同月比９．５%減少した。　　多目的レジャー車（ＲＶ）は前年同月比１４．５%減の計１万７０２８台だった。　世界の燃料電池車（ＦＣＶ）市場をリードする「ネクソ」は２０１８年３月の発売から２年７カ月で国内販売台数が１万台を突破した。　小型商用車は１万１７７７台、中大型バスとトラックを合わせた大型商用車は２３１５台だった。　高級車ブランド「ジェネシス」の販売台数は前年同月比１３５．８%増の計９１５９台だった。　一方、海外では新型コロナウイルスの感染拡大による需要縮小と海外工場の生産減で販売台数が減少した。　起亜の１０月の国内販売台数は前年同月比１．８%増の４万８００９台、海外は同７．０%増の２１万７７０５台だった。　国内での販売トップはＲＶの「カーニバル」（１万２０９３台）で、２カ月連続で月間販売１万台を超え、「グレンジャー」を抜いて初めて現代自動車グループで月間販売台数１位を記録した。