ラウンドテーブルは2部構成で、1部の「急変する北東アジア情勢と多国間協力」には、ケイ氏、冨田氏のほか、インドネシア、スウェーデン、ドイツの各大使が出席し、韓国が年内開催を目指す韓中日首脳会談に向けた3カ国の協力案、米大統領選後の米中関係や朝鮮半島情勢などについて意見交換するとみられる。
2部の「パンデミック(世界的大流行)への対応と教訓」では、各国の新型コロナウイルス感染症への対応と、そこで得た経験などを共有し、国際協力案を議論する予定だ。韓国外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官が基調演説を行い、オーストラリア、イタリア、シンガポール、フランスの各大使を交えての対談が行われる。
済州フォーラム関係者は「外交官ラウンドテーブルは2001年のフォーラムスタート以降、一種の伝統行事としての地位を確立した」とし、「今年はパンデミック、気候変動など地球的危機の中で多国間協力の重要性を再確認し、新たな協力策を模索する機会になることを期待する」と話した。
「外交官ラウンドテーブル」をはじめ、済州フォーラムのすべてのセッションはユーチューブなどで視聴できる。
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