景福宮・光化門~世宗路~北倉洞~南大門市場~ソウル駅~南山区間は「歴史文化軸」に指定し、600年にわたる歴史が感じられる韓国のシンボル的な街に育成する計画だ。ソウル駅前の高架道路は2009年から撤去を始め、2011年12月には秀麗なデザインの新概念高架道路に生まれ変わる。駅前広場周辺の民間建築物を一部撤去し街頭販売も整備するほか、開発の遅れている駅の西側地域も整備していく。
オ・セフン の最新ニュースまとめ
北村・仁寺洞・三清洞~貫鉄洞~清渓川~三角洞~明洞は、歴史・伝統・先端技術が共存する「観光文化軸」に育成する。飲食店やギャラリー、カフェが密集し独自の文化が形成されている三清洞一帯については開発を制限し、国内最大の楽器専門店街として知られる楽園商街は撤去し、南山眺望軸を確保する。
昌慶宮~宗廟~世運電子商街~退溪路~南山を結ぶ区域は「緑地文化軸」とし、すべて緑地化しグリーンベルトを造成する。長期的には北岳山から冠岳山までを結ぶ「南北陸景軸」を形成する考えだ。世運商街敷地と清渓川がぶつかる区域には河川幅を拡張し、大規模な水辺公園に開発する。
大学路~興仁之門(東大門)~清溪川~東大門スタジアム~奨忠壇路~南山区間は、ソウル市の新成長エンジンとしての役割を担うファッション、デザイン産業の中心地「複合文化軸」とする。興仁之門周辺道路は大規模緑地広場に造成するほか、警察機動隊、国立医療院などの敷地についても間もなく開発方向を設定し、計画的に開発・管理していく考えだ。
呉世勲(オ・セフン)市長は、「今や都市は世界市場を部隊に流通する商品」だとし、ソウルを歴史と自然が調和する未来型ブランド都市に再創造すると抱負を示している。
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