李洛淵氏(右)と李在明氏=(聯合ニュースTV)
李洛淵氏(右)と李在明氏=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが2日に発表した次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される人物の支持率調査で、尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が10%台後半まで上昇し、与党「共に民主党」代表の李洛淵(イ・ナギョン)前首相と同党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事を追い上げていることが明らかになった。リアルメーターは次期大統領選を約1年4カ月後に控え、李代表と李知事の2強構図から尹総長が加わる3強構図に再編される流れになっていると分析した。 尹総長の支持率は前月より6.7ポイント上昇した17.2%だった。調査対象になった6月以降、最も高くなった。 李代表と李知事はいずれも21.5%だった。李代表は前月に比べ1.0ポイント下落し、李知事は0.1ポイント上昇した。同社の調査で李代表は6カ月連続で支持率が下がり、初めて単独首位の座を明け渡した一方、李知事はタイではあるが、初めて首位となった。 次いで、「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表(4.9%)、無所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員(4.7%)、呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長(3.6%)などの順だった。 尹総長は地域や年齢、革新・保守層などを問わず支持率が上昇した。リアルメーターのぺ・チョルホ首席専門委員は尹総長の躍進について、「(支持率が)15%を超え、有権者に存在を明確に印象付けた」として、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官との対立などで与党陣営が尹総長の支持率を上げている格好だと分析した。 調査はオーマイニュースの依頼を受け、10月26~30日に全国の成人2576人を対象に実施された。
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