バイデン、競合州6か所中4か所でトランプより優勢=韓国報道(画像提供:wowkorea)
バイデン、競合州6か所中4か所でトランプより優勢=韓国報道(画像提供:wowkorea)
アメリカ大統領選まで残り1日(現地時間)、ジョー・バイデン民主党候補が競合州3~4か所でドナルド・トランプ大統領より優勢だという世論調査の結果が出た。ただしフロリダ等一部の競合州では、誤差の範囲であるだけ結果の予断は難しいという推測も出ている。

ブルームバーグ通信によると、ニューヨークタイムズ(NYT)が実施したアリゾナ・フロリダ・ペンシルバニア・ウィスコンシンなどの4つの競合州の世論調査の結果を見ると、バイデンは4つの州全てでトランプを上回った。これらの4州は、トランプが4年前の大統領選挙ではすべて勝利していた地域である。

バイデンはウィスコンシンで52%を得て、41%を記録したトランプを9%p差で上回った。これは誤差の範囲外である。一方、アリゾナ州とペンシルベニア州、フロリダ州ではバイデンが誤差の範囲内で優勢だった。アリゾナ州とペンシルベニア州ではバイデン49%台、トランプ43%で6%p差だった。フロリダ州では、バイデンとトランプがそれぞれ47%台と44%で3%p差だった。

米国CNNの世論調査でもバイデンは、アリゾナ・ミシガン州・ノースカロライナ州・ウィスコンシンなどの競合州4か所すべてで優位を示した。エマーソンカレッジの調査では、バイデンがミシガン州で52%を得て、45%のトランプをリードしたが、オハイオ州・アイオワはそれぞれ1%p差、誤差の範囲内で接戦の様相を見せた。

ブルームバーグは「この世論調査は、バイデンが4年前の民主党大統領候補だったヒラリー・クリントンより良い動きであることを示している。しかしアナリストらは、トランプが前回の大統領選挙時のように、競合州の勝利を背負って勝利する可能性もあるとみている」と指摘した。
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