文大統領　求心力向上へ次官級１２人の人事断行

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１日、青瓦台（大統領府）の雇用首席秘書官や食品医薬品安全処長など次官級１２人の人事を発表した。　青瓦台の雇用首席秘書官に任書正（イム・ソジョン）雇用労働部次官、食品医薬品安全処長に金剛立（キム・ガンリプ）保健福祉部第１次官、産業通商資源部次官に朴真圭（パク・ジンギュ）前青瓦台秘書官、保健福祉部第１次官に?誠日（ヤン・ソンイル）同部企画調整室長、雇用労働部次官に朴華珍（パク・ファジン）同部労働政策室長、国土交通部第１次官に尹成元（ユン・ソンウォン）青瓦台国土交通秘書官を起用した。　また、調達庁長に金政祐（キム・ジョンウ）前国会議員、消防庁長に申悅雨（シン・ヨルウ）ソウル市消防災難（災害）本部長、気象庁長に朴光錫（パク・グァンソク）環境部企画調整室長、金融委員会副委員長に都圭常（ト・ギュサン）前青瓦台経済政策秘書官、行政安全部災難管理本部長に金ヒ謙（キム・ヒギョム）京畿道行政第１副知事、文化体育観光部国立中央博物館長に閔丙贊（ミン・ビョンチャン）国立中央博物館慶州博物館長がそれぞれ内定した。　８月に次官級９人の人事を実施して以来、大幅な人事刷新となる。政府官庁業務の一貫性を図り、任期後半を迎えた文政権の求心力向上につなげる狙いがあるとみられる。