ハロウィンと紅葉で人々密集…「コロナの展望」厳しく=韓国(画像提供:wowkorea)
ハロウィンと紅葉で人々密集…「コロナの展望」厳しく=韓国(画像提供:wowkorea)
ハロウィンであり行楽シーズンである31日、韓国各地の繁華街に人々が集まり、「紅葉の名所」にも訪問客が溢れた。社会的距離の確保が守られない状況があちこちで発生し、新型コロナウイルス感染症が収まる見通しをさらに困難にした。

今週に入り気候も寒くなり、ウイルスをさらに拡散させると懸念の声が高まっている。専門家は「マスクの着用をはじめとする個人の生活防疫を徹底して、今後集まりは控えるべきだ」と訴えている。

◇クラブ休業でも出会い居酒屋に人々集まる

ハロウィンである31日の夜、釜山鎮区書面歓楽街一帯は非常に混雑していた。「ハロウィン混雑」により防疫対策である「最小1mの距離の確保」は不可能だった。

ソウルの繁華街であるホンデ・イテウォンなどもコスプレをした若者で賑わった。「ハロウィンの聖地」であるクラブは休業していたが、いわゆる「出会い居酒屋」の入口には数十人が列を作っていた。

顔を白く塗り、修道女のコスプレをした男性は、マスクをせずにホンデ近くをうろついていた。通りすがりの人々は、この男性を見物するために彼の周辺に集まりあっという間に「密集状態」が形成された。

「紅葉の終わり」を狙う人々は、全国各地に向かった。この日、全国の高速道路利用車両は515万台に達し、「秋の行楽に向かう車両で道路が非常に混んでいる」と韓国道路公社は伝えた。

大田近郊にある鶏龍山には1万5000人余りが訪れ、雪岳山国立公園には、少なくとも1万9100人が訪れた。
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