個人レッスン・サウナ・病院で集団感染…ソウル市の新規感染者は少なくとも39人(画像提供:wowkorea)
個人レッスン・サウナ・病院で集団感染…ソウル市の新規感染者は少なくとも39人(画像提供:wowkorea)
31日、ソウル市では個人レッスン、サウナ、病院、スポーツジムなどで発生した小規模集団感染が続き、新型コロナウイルス感染症の感染者が少なくとも39人増加した。

この日午後9時基準で、ソウル市の25自治区の発表を総合すると、市内のコロナ感染者は、前日の6011人より39人増加した。発表が完了していない新規感染者を含めると、同日24時基準の累積感染者は6050人を超える見通しだ。

ソウル市の1日当たり新規感染者は、今月12日にソーシャルディスタンスが1段階に緩和された後、10~30人台を維持してきたが、再び上昇傾向を見せている。特に30日には、9月24日(57人)以来37日ぶりに最も多い52人の感染者が新たに発生した。

この日、新規感染者を自治区別に見ると、カンナム(江南)区が14人で最も多かった。家庭訪問方式の個人レッスンを受けた江南区民6人がコロナ感染判定を受けた。この日に新たに報告された集団感染事例だ。既存の集団感染発生地である‘ラッキーサウナ’とスポーツジムに関連の感染者もそれぞれ4人、2人追加された。

ソンパ(松坡)区では8人の新規コロナ患者が出た。このうち6人は、22日に最初の感染者が出た病院の集団感染と関係があるという。松坡区はこの日、ソウル自治区の中で2番目に累積感染者規模400人を超えた。なお、感染者が最も多い自治区は同日0時基準で473人のクァナク(冠岳)区だ。

ソチョ(瑞草)区では4人の感染者が報告された。いずれも他地域の感染者との接触が感染経路と推定され、具体的な疫学調査は終わっていない。この日、江南・瑞草・松坡の‘江南3区’の感染者26人は、16~30日のソウル市全体の1日当たり新規感染者平均24.6人より多い。

ウンピョン(恩平)区ではこの日、3人の感染者が追加された。これらは既存の集団感染とは関連性がないものとされている。ドンジャク(銅雀)・冠岳・クロ(九老)区ではそれぞれ2人のコロナ感染者が発生した。九老区の新規感染者の中には、江南区のフィットネスセンター、トンデムン(東大門)区のデイケアセンター関連感染者が1人ずついた。

一方、ソウル市は週末と重なったハロウィンデーの影響で、感染者が急増する可能性が憂慮された。市内のクラブなどの半分以上が自発的に休業し、防疫に協力したが、この日の夜もイテウォン(梨泰院)、ホンデ(弘大)、江南などの歓楽街には若者たちが集まった。

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