‘ハロウィン風船効果’を心配する声も多い。ハロウィンの聖地である梨泰院のあちこちにはいわゆる‘防疫ゲート’が設置されたが、弘大をはじめ、他の場所に人波が大挙移動するという分析だ。
専門家は「少なくとも『KF80マスク』を着用し、舞台でスプレー・水の噴射はしないように」と警告した。
<ニュース1>の取材を総合するとハロウィンを翌日に控えた30日夜、弘大近くにはコスプレ姿の若者が殺到し‘風船効果’が実際に見られた。弘大周辺は同日、市民数百人でにぎわい、彼らは公演を見たり、飲み屋や飲食店の座席を占拠したりした。ソウル以外の繁華街も人でごった返す状況となった。
一部の市民らはマスクをつけていなかった。マスクは今月12日にソーシャルディスタンスが1段階に下方修正された後、‘生活防疫必須物資’と呼ばれる。1段階調整により、人為的な防疫統制がかなり無くなったことから、生活防疫の重要性が高まり、マスク着用はさらに求められている。
イデ(梨大)モクドン(木洞)病院のチョン・ウンミ呼吸器内科教授は「密閉された空間で少なくとも『KF80』程度のマスクはしなければならない」とし「また、当該業者は時間制にして、利用客が最大2時間以上滞在しないように制限すれば少しはいいのではないかと思う」と述べた。
コロナウイルスは咳の唾液の中に入って伝播する。飛沫の大きさは5μm以上だ。KFマスクは0.3μm粒子まで捕集でき、コロナ防御に効果的というのが専門家の分析だ。コロナ拡散の‘触媒’をすることが懸念されるハロウィンに‘KF80’以上を着用すべきという理由もここにある。
チョン教授は「もしクラブに行くならスプレーと水噴射をしてはいけない」とし「コロナウイルスはスプレーや水に付着して唾液よりも遠く飛んで拡散する恐れがある」と憂慮した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 83