「経済協力から朝鮮半島の平和安定まで」…韓国パク・ビョンソク議長、4泊5日ベトナム訪問(画像提供:wowkorea)
「経済協力から朝鮮半島の平和安定まで」…韓国パク・ビョンソク議長、4泊5日ベトナム訪問(画像提供:wowkorea)
パク・ビョンソク国家議員は31日、韓国の4大貿易国でありASEAN主要国であるベトナムを公式訪問する。今回の訪問でパク議長は、経済協力と人的交流、朝鮮半島の平和等を巡り積極的な「議会外交」を繰り広げる計画だ。

国会は、パク議長がこの日から来月5日まで4泊5日の日程でベトナムを公式訪問すると明らかにした。

コロナ発生後の外国の国会議長のベトナム訪問はパク議長が初めてで、韓国側の人事としても最高位に該当する。

ベトナムは韓国政府が推進する「新南方政策」の主要協力国だ。「新南方政策」とは2017年11月、ムン・ジェイン大統領が発表したもので、ASEAN国家同士の協力水準を米国、中国、ロシア等、周辺4大国の水準に引き上げるという骨組みだ。

ベトナムは日本の菅首相が就任後初の訪問国として選択したように、ASEANの主要国に挙げられる。

パク議長はこのような点を考慮して、ベトナムとの戦略的協力パートナー関係を強化し、ポストコロナ時代の両国間の経済協力と人的交流を協議する方針だ。

主要議題は、△特別入国手続き制度△両国の定期往復航空路線再開△朝鮮半島の平和定着方案の模索などである。

コロナの感染拡大がなかなか収まらない状況下で、韓国国民は特別な入国手続きをしてベトナムと行き来している現状だ。パク議長は、この手順を制度化して定期往復航空路線を再開し、企業の経済活動を確保することに力を注ぐ方針だ。

朝鮮半島の平和と関連しては、ベトナムの持続的な支援と南北国会会談への関心の維持を要請するものと見られる。ベトナムは、北朝鮮と伝統的に友好関係にありながら、昨年2月に北・米首脳会談を開催するなど、朝鮮半島の平和・安定と非核化支持の立場を堅持している。

パク議長は他にも、ベトナムの現地の韓国企業の工場を訪問し、問題点がないかヒアリングして解決策を模索する。現在、ベトナムには8000以上の企業が進出しており、17万人を超える韓国人が居住している。
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