丁国務総理はこの日午後、キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市のキンテックスで開かれた‘2020ロボワールド’の現場で‘ロボットと共に未来を歩く、ロボット産業と規制革新’をテーマに規制革新の現場対話を主宰し、このように述べた。
この日の現場対話イベントではムン・ジョニル韓国ロボット産業振興院長がロボット産業の現況と展望について発表した後、チョン・スンイル産業部次官が「ロボット産業の先制的規制革新ロードマップ」を発表した。その後、業界の代表、専門家、政府関係者らが共にロボット産業の発展方案について話し合った。
今回の現場対話イベントでは、ロボットがイベント会場の案内から飲料の製造、配達・給仕まですべての過程を進行するなど、非対面時代のロボットサービスの発展ぶりを見せてくれた。
丁国務総理は「2006年の第1回ロボワールド当時は産業資源部長官として主管した。今日、再びイベントに来てみるとロボット産業の変化に驚かされた」と述べた。
ロボワールドは産業展示、コンテスト、学術大会などが行われる統合ロボット展で、毎年行われるロボット分野最大のイベントだ。
丁国務総理は「新産業は成長潜在力が大きく、産業間の境界を崩すと共に急速に発展するだけに、古い規制が足を引っ張らないように速やかに整備しなければならない」と強調した。
続いて「特にロボット産業は第4次産業革命の核心技術であり、韓国の未来成長動力であるだけに、‘先に許容、後で規制’の原則の下、各分野でロボット活用を阻害する規制を先制的に整備する」と明らかにした。
丁国務総理は「2023年に世界4大ロボット強国入りを目標に、来年度のロボット予算を今年より32%増額した1944億ウォンに編成する」と述べた。
またロボットとの共存のための準備が必要だとし「ロボットによる仕事場の変化などに備え、雇用安全網と安全基準整備、新技術教育など、社会システム整備にも関心を傾ける」と述べた。
丁国務総理は今後も、規制革新の現場対話を通じて、政府が準備した規制革新方案を発表し、業界の現場での苦情を聞く計画だ。
特に、新型コロナウイルス感染症事態による景気低迷を克服するための韓国版ニューディールを成功させるため、規制革新の現場対話を活用する予定だ。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 83