文大統領はこの日の午前、国会で2021年度予算案の施政演説を行なった。
通常 大統領の演説で最も多く登場するワードである「国民」は 今回28回、経済状況と連動した「危機」と「投資」は28回言及され、今回の演説で「経済」に重点が置かれていることがうかがわれた。
「コロナ」は25回、「防疫」は23回登場し、来年も新型コロナウイルス感染症克服に最善を尽くすという内容が伝えられた。
「協治(協力の政治)」は、演説の最後に3回登場した。文大統領は「国会は協力の伝統によって危機の時ごとにその力を発揮した。今のような前代未聞の危機の中、「協治」は一層 切実だ」と語った。
これに与党は大きな拍手を送ったが、野党からは露骨な「ヤジ」が飛び交った。これに対して文大統領は、表情が明らかに固まり、その固まった表情のまま演説を終えた。
野党は この他にも、文大統領の施政演説の間 ヤジを送った。特に文大統領が本会議場に入場する時には、大声でヤジが飛び交い、文大統領が国会議長に仲裁を要請するほどであった。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96